ミニマリストやシンプルライフは震災対策が出来ない

暮らし

こんにちは!今日も迷走しているのとちゃんです。

2021年2月13日、東日本大震災からもう少しで10年というところで、またも東北で地震が起きましたね。対象地域の皆さん、大丈夫でしょうか?

私自身も2016年の熊本地震で震度6の揺れを2回経験しました。熊本地震の経験は、ミニマリスト思考だった私の価値観を一気に変えてくれました。

ミニマリストやシンプルライフを行っていると、震災時にものすごく苦労します。

震災時には普段の生活よりもたくさんの物や人が必要になります。最低限のもので暮らし、コスパで物を考え、人間関係すら断捨離をしてしまう究極のミニマリズムでは、とても対応できません。

私の経験を交えながら、どういったものが無いと困るのか説明します。断捨離を行う手を止めて、読んでいただけると幸いです。

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震災時は洗濯が出来ないから着る服が無い

断捨離を行う上で一番最初に捨てるもの。それは洋服では無いでしょうか。

一週間のコーディネート分だけ洋服を持っている人や上下3着ずつ持って着まわしている人など、ミニマリストの方のブログやインスタを見てみると洋服の少なさが何よりも目立ちますよね。インナーに至っては2着しか持ってないって人も何名か見たことがあります。

インナー2着、あなたは洗濯せずに何日過ごせますか?

夏なら、1日で着替えて終わりなんてこともあるんじゃないですか?

熊本地震では1週間断水しました。その間、自宅の洗濯機を回すことなんて一度もありませんでした。季節は暖かくなり始めた春、ライフラインが止まって普段以上に体を動かすことが多くなり、何日も同じ服を着続けることはとても出来ませんでした。

また、部屋の片づけのためにほぼ土足状態で使った靴下や靴、ガラス破片が散らばった毛布も、もう使うことは出来ません。

普段使っている持ち物が、普段通り使える状態では無いのです。

普段使っている持ち物が使えなくなってしまう、着回しが出来なくなってしまうことを見越して、予備を持っておくことが大切です。

ネット銀行はおろせなくなる

家計管理のシンプル化や効率化にネット銀行はとても有効です。私自身、家計管理のハブ口座として他行への振り込み手数料無料のネット銀行を利用しています。

ただ、いくら便利だからといってネット銀行にのみ口座を持っている状態では、震災時におろせなくなってしまいます。

普段、ネット銀行を使っている皆さんが利用しているATMって何処に置いてありますか? コンビニやスーパーではありませんか?

コンビニやスーパーに置いてあるATMは、停電時に停止することが多いです。中に入ってる現金も限られているため、たくさんの人がおろした後は、ATMが動いている状態でもおろせなくなってしまいます。すぐに現金輸送車が来て現金を補充してくれれば良いのですが、震災の混乱時に食料や水よりもお金を優先して運ぶことは無いでしょう。

現金が無ければクレジットカードや電子マネーで払えば良いと思われる方もいるかと思いますが、停電時はキャッシュレス決済のシステムも止まるため、使うことは出来ません。

震災時でもお金は必要です。あらかじめ震災に備えて手元に用意しておくことも重要ですが、いざというときに銀行からおろすことも考えておいた方が良いでしょう。そのとき、ネット銀行だけでは心もとないはずです。

熊本地震のときは、地銀や郵便局はすぐに預金引き出しの対応を始めました。しかも、キャッシュカードや通帳、印鑑を紛失してしまった人でも、身分証明書があればとりあえずのお金(大体上限10万円ほど)は一時的におろせるようにしてくれていました。コンビニやスーパーのATMと違い、銀行金庫に常に現金があるからこそ出来た対応です。

ネット銀行だけでなく、地銀や郵便局等のすぐそばに実店舗がある銀行口座を持っておくこと。

目先の便利さに飛びついて全てネット管理してしまうのではなく、人の手の大切さを覚えておくことが、震災時にも重要のように思います。

ご近所さんや地域での繋がりが無いと情報が入ってこない

Twitter等のSNSやネットさえあれば、大体の情報は手に入ると思っていませんか? 今の時代、ネットさえあれば常に誰かと繋がっていることができるので、わずらわしい人間関係を断捨離してしまうミニマリストの方、結構いらっしゃるように思います。

しかし、震災時の情報入手手段に限って言えば、ご近所さんの情報網というものが大事になってきます。ネット、テレビ、ラジオだけでは不十分です。

「あそこのコンビニがまだ開いてたよ」

「何時から炊き出しがあるよ」

「そこの工場が地下水を汲み上げてて分けてもらえるよ」

これらの情報は、熊本地震時に私がご近所さんから入手したものです。全て、ネットやラジオ等のメディアでは報道していなかった内容です。特に工場での地下水の一般開放は24時間いつでも汲みに行くことが出来て、当時仕事をしていた私はとても重宝しました。おかげで給水車に並ぶことは一度もありませんでした。

いざというき重要になるのは人同士の助け合いであり、常日頃から人同士の繋がりを持っておくことはとても大切です。いくら面倒くさいからといって人間関係を疎かにしてしまうことは、私にはオススメできません。

まとめ:収納に余裕を持つより、持ち物に余裕を持とう

最近の流行に乗ってついつい捨ててしまいがちな物や人間関係。それは確かに普段の生活での心の余裕に繋がるかと思いますが、震災時に限っては全く不十分です。

震災時には普段の需要よりも多くの物が必要になります。断捨離を進める最中、「いざというとき必要になるのではないか」と捨てる手を止めて一度考えてみてください。

余白を楽しむことも大事ですが、たくさんの持ち物を持って予備があるという安心感も、いざというときの余裕に繋がりますよ。

実際に私が熊本地震時に持っていて助かったものについて、以前まとめていますのでよろしければ合わせて読んでみてください。

また、「とにかく現金を持っていて良かった!」という話もよろしければ。

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